人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


黙示天使 アデル

[飛空艦の長の真意>>169を知ることはなかったが、結果として箱舟に砲弾が放たれることはなかった]

 はっ。さすがの貴様らも、奇蹟に手を触れるのを恐れたか?

[光の鉄槌は船を揺らしたが、致命的な損害を与えてはいないだろう。
 先のトラオムング襲撃で決定打を与えられなかった黙示天使は、破壊の手順をしばし算段する]

 ――艦橋に狙いを。
 不逞の輩を率いる者に、二度目の慈悲はいらぬ。

[迂闊にも一度は取り逃がした相手へ、黙示天使は視線を定める]

 裁きの槍を!

[船体を揺らしたのは、極大の槍を生み出すための時間稼ぎでもあった。
 だが――]

(176) 2017/11/07(Tue) 21:42:31

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