― 1階・階段 ―[階段の途中で足を止める。 希薄な姿のディアボロスと戦う少女>>157がそこにいた。 先にここで会った時と違い、仮面は見当たらない。] やぁどうも。お取込み中みたいだね。[どうせなら気づかれずに、戦うところを見ていたかったけども、まぁいい。 了解とばかり手を振って、寄ってきた1体へ鞭を振るった瞬間。 暗闇、わずかに浮かぶは仄かな燐光。 それと同時、手足に鉛でもくくりつけられたかのような感覚。 鞭は空振り、壁を叩いた。]