[ヴァルターから火かき棒を渡される>>159。使え、と言われるままディーターへと構えた。普段なら躊躇しただろうがアルビンには冷静さは残っていない。ただ、ディーターにパメラが好きなのかと煽られれば、アルビンはぴくりと肩を揺らした。]――ッ。[本人にも誰にも告げた事の無い想いを言い当てられてアルビンは顔を真っ赤にした。傍目にも図星だった事は一目瞭然だっただろう。うら若き乙女でもあるまいし。仕方ない、アルビンにとっては初恋だったのだ。手に持っている火かき棒が震える。]