人狼物語−薔薇の下国

448 vinculum lapis


紅玉髄の氷女 ユーリエ

─ 『世界軸』上層・機の広間 ─

[自分の返答を受け、前へ飛び出すメレディスの背を見送る。

自分の術が発動するまでにも、発動した後も。
>>165『破壊』の尾が、爪が、咆哮が容赦なくメレディスに襲い掛かるのも、ただ見ているだけしかできなくて。

何度も、何度も詠唱を、呪を止めてしまいそうになるのを耐えたのは]


(兄ちゃんは、俺を信じてくれたんだ)


[『破壊』へと向かっていったメレディスが、頼むと言い置いて行ったから。
自分が出来ると信じてくれるその背中が、どれだけ傷つくのが見えたって]

(176) 2016/09/19(Mon) 19:37:58

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