[注意を引くがクレステッドの突進。魔物と純に対峙するには、魔力量が圧倒的に不足する。だが、此方には加護がある。加護と言う鎖で繋いだ力が在る。右手に限界まで吸い上げる聖なる力。風精が右腕の内で変換され、大気が巡り出して、氷化を免れた聖水がささやかな波を打ち始めた。]