何から何まで世話になって、悪いなあっ!
[水はすぐ近くに迫る、でも大丈夫だ。
彼女とクレイカの腕と性能を信じる事、今はそれだけ頭に置けば良い。
水を避ける方にも意識が向いている為に、索敵まで気が
回っていない分、サシャが補ってくれた。
そのおかげで数刻の後には細かな破片が、右に左にと
夜風に揺れていた。>>169]
コレ掬う、ジンロボ用虫取り網なんてものがクレモトにあるなら
やってもいいけどな……。
明日の朝には水も引いているだろうし、今日の所はこのままで
帰っても良いと思う、うん。
[侵略防衛手当ての為の回収作業に入るには、若干遅い時間。
それに水の上となるとこのままの体勢で作業を行わなければ
ならない為、少々の無理難題を出した上で帰還する言葉には
しっかりと同意した。]