…同じ戦いは無理だわ。 [ある意味分かりきっていた筈の事柄だった何もしないまま諦めたくない。それだけの理由で彼の戦いを真似ようと試みてきたけれど。その後魔力の編み方を教えてもらえたならその上達は早かっただろう彼が放り出すことなく教えてくれた事もあるし無駄に思えた訓練の中でも研ぎ澄まされてきた感覚はあって。訓練の中ではイースのように彼の補佐をするレベルには到ることは無かったけれども少しばかり目つきの鋭さの増した巫女が懸命に励む姿がそこにいあっただろう *]