犬を撫でながら、暖かい光に包まれた部屋の中で昨日の事をボンヤリと思い出す。
>>103 >>108で
ディーに抱えられた時、知らない人に[秘密を知られてはならない]と警戒したのも事実だが、
久しぶりに人に触れディーの暖かさを感じたのもまた事実。不思議な感情だ。
抱えられた時に目に入った胸元に光る2つの半円月のペンダント。その意味を知る時は来るのだろうか?
後で昨日助けてくれたお礼を言いに行こう。
そして、車に乗せてくれた、美術骨董屋のエドワード。骨董の事など何の知識もない彼女であったが、それでも車に積まれた骨董たちからは、彼の確かな目利きを感じた。
>>134救急セットを受け取った時の彼の怪訝そうな表情が忘れらない。
しまった…!肌身離さず持ち歩いていた私のバッグがキャンピングカーの中だ!
今は何処にいるのだろうか?お礼を言いたいし、もう少し休んでから訪ねてみよう。