人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


盟主 ジェフロイ


 都合のいい側に手を貸して内乱を終わらせ
 それを盾に開国を迫る気かと思ったが、
 違うのか。

[疑問でも意外さでもない調子で語尾を閉じた。
停戦を口にするシメオンを、冷めた目で見る。]


 俺たちが戦っている相手は、巫女姫じゃない。
 古いナミュールそのものだ。
 俺と巫女姫だけが理解し合っても意味はない。

 それに、中途半端な破壊は傷跡しか残さない。
 再生させるには、まだ足りない。

[厳然として突き放した時、伝令が側へ来て耳打ちをした。
ラウド・レイ・クレメンスが現れた、というのだ。]

(175) 2015/03/17(Tue) 10:56:47

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