お前が謝ることじゃない……!
だけど、 だけど……。
[こんな謝る姿>>172を見たかった訳じゃない。
全てが、全てが真逆に進むけれども、
これだけは、これだけは聞かなきゃならない。]
お前が残る限り、お前は選ばなきゃならない。
俺はお前に 残って、欲しいんだよ。
[俺を選ばなくても、良いから。]
[紡ぎかけた言葉は、真理が残る手前。
彼に全てを任せられる自信もなく。 言える筈もなく。
それでも俺が手を出すのはどうかと思う。
焦り、回答を催促するしか、出来ない。
やっぱり俺は、悪役がお似合いなのかな。
その手を出せぬ死神は、涙を流すだけだった。]