……ん?
なんだ、ワァズ。くれるのか?
[ワァズに差し出された掌>>133を見遣れば、光を反射して輝くプリズムが転がっていた。
ダーフィトが言うには、こんなことは初めてらしい。
執事姿のワァズを見上げ、掌に再び視線を落とす]
そっか……ありがとな、ワァズ。
大切にするよ。
[肩を叩くダーフィトに促され、ワァズの掌に転がるプリズムを拾い上げた。
アーティファクトと言われるワァズがくれたものだ、珍しいものに違いない。
どんな素材なのか、何かに活用出来るのか、なんて思考になってしまうのは技術者の性か**]