オクタヴィアス殿が先を行かれて、 軍が行かれるならば、儂がこの場に留まる理由はない。 だがどうしたことか、 … 我が主は、 オクタヴィアス殿との会見を望まれておいででしてな。[ふ。と、笑う。屈託のない笑みだ。どこか似た魂の、だがまるで違う二人の青年の。邂逅を願うように───…望むようにそう口にして、] ……、だが。