人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シュテルン

[やがて、リエヴルに向かってこくりと頷く。
紡ぐ声は僅かに震えを帯びていたが、瞳には意思を色濃く宿らせて]

 確かに言葉で言うのは簡単でも、実現するのは難しいかもしれない。
 それでも、最初から諦めてしまいたくないから。

 甘いかもしれません。
 でも、護りたいものは、全て護りたい。
 ひとつでも欠けさせたくない。

 それでも、もし喪ってしまったとしたら。

[脳裏には自然とソマリアランの姿が思い浮ぶ]

 その人の想いも抱えながら、前に進みたい。

[最後の言葉を終える時には、声の震えはおさまっていた]

(175) 2014/04/03(Thu) 00:51:21

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