―― 『神魔の領域』・川エリア ――
[ほほえましくもある、なんて思われていたとは知る由もないゾフィヤだが。>>163
自分たちが相対している二人組の間の絆については興味深く思っていた。
手練れの軍人からこの場を任せる相応の信頼を向けられている彼女。
だが返した言葉にはややぎこちなさがあった、ような。>>108
ワケありの気配は漂うが悠長に訊く真似はしなかった]
わたしは彼に力を貸すと決めた。
言うなればもう、わたしのために戦っているわけじゃあないんだよねぇ。
わたしと彼の戦い、これはその……一歩。
[その言葉にしっかりとした頷きが返ってきたなら、こちらも頷き返そうか]