中尉をお呼びしました。フレデリカ二等兵、ありがとう。[応接室の扉を開き、そう告げる。応急処置は終わったらしい、ユーリエは床に横たえられ、ローレルがその傍らで涙を流している。そっとローレルの側に膝をついてその背を撫でようとし、ユーリエが痛みを訴えるのに(>>169)痛ましそうな目で見た。][フレデリカの問(>>166)は、自分も気に掛かりローレルに視線を向ける。]何がありました?[けして詰問にならぬよう、促すように再度問うた。]