[今は周辺にパイプを作っておいて、脱走に失敗した時の隠れ家を確保しておいた方がよいという判断の元、独断での通信だったが、どうやら相手はまともな思考……いや実剣を基準にするのはおかしいのだが、の持ち主のようだ。
これならいざという時に頼ることができるかもしれない。
だから>>174の問いに素直に回答するべきと判断した]
「ええ。私達は極東軍所属です。
ですがその存在は上層部と一部の研究員のみしか知らされていません」
[W-03を着地させる。
そして胸部コックピットハッチを開き、完全に戦闘行為を行う意思がないと示す]
「実験の内容は『ジンロボを含む全ての機動兵器を凌駕する新兵器の開発とパイロット製作』
私達を作り上げたドクターが立案し、軍上層部が許可を出した戦闘実験……。
それに貴方達は強制的に参加させられたのです」