― 午後・集会所 ―
[ ディーター>>138とイングリッド>>139の話を聞いて大きく頷き、ふたりに淹れ直したコーヒーを渡す。]
( ……1日で何杯めのコーヒーだろう……そろそろ別の飲み物が欲しいな。)
[ ディーターの足元でおとなしく待機しているフリーデが、ときおり顔を上げ、視線が合うと緩く尻尾を振る。
小さく手を振り返しながら考えた。]
( それにしても、場の会話をうまくリードできるふたりが対抗、つまり対立陣営というのは頭が痛いな…。
どちらかが偽者、なわけだけれども……。
ふたりとも、村陣営として頑張っているように見える。
困った。
占い先をひとつにせず、分けたほうがいいのか?
でも、偽の判定をぼくに見分けられるだろうか?)