[ ユーリエは首を左右に振った。 人の形をしている魔物は、特に危険だと聞く。 そんな手には乗らない。 ] 抵抗は無駄。 浄化されなさい。[ 魔城でひとりはぐれ、 「格好の餌」>>149などと思われている自分の立場も自覚しないまま。 ユーリエは、自分が優位にいると信じて、顎をあげて言い放った。 ]