── ⇒レストラン ──
[ ジークムントと話した後、医務室を後にしたナネッテ。>>174
左腕に収まった通信機器が鳴ることはない。
それは偏に、何も問題が起こっていないことを示唆していた。
優秀な部下を持つと、上司は楽だ。
そのため、先に食事をとってから、交代しようと考えて、ナネッテはレストランへ足を向ける。
その際に、黒髪の男性とすれ違う。>>166
声を掛けられれるようであれば、船員として対応しただろう。 ]
はい。
聞きたいこと、ですか?
私に答えられることであればお答えいたしますが。
[とはいえ、当然船員でない相手には、言えることと言えないこと、がある。
それゆえ、その答えが明快なものになったかどうかは、質問次第であるだろうが。]*