……あら? 失礼しました、お客様がいらしたのですね。[公弟にも挨拶を交わそうとして、同席しているのは見知らぬ黒髪の男だと気づく>>147一年半程前にこの城に訪れた時には、城主兄弟二人しか目にはしなかったのだが。軽く会釈をしてから、先ずは紹介を請おうとギィに目線を移し]