あなたが傷つくくらいなら、わたしが傷つきたい。 あなたが傷つかないように、守りたい。 それが叶わないのなら…… あなたが傷つくしかない時があったなら。 せめて――… “あなた”の痛みと苦しみを、“わたし”にもください…[その代り、わたしにあげられるものなら、何でも。あなたにあげるから…と、呟く。少し後に、彼が…前を向いて欲しい、笑っていてほしいと願ってくれた時。その一方で、自分が傷つくくらい構わないと思ったとは>>122、知る由もないまま。]