人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


盟主 ジェフロイ

― オプティモ西砦前 ―

[シメオンが零した感想に、琥珀が激する色を帯びる。
だがそれも、ゆるゆると冷えていった。]

 ナミュールの民にとって巫女姫の存在はそれだけ大きい。
 結界が開かれた後も、外の国が不用意に巫女姫に触れれば
 ナミュールは一丸となってそれに対抗するだろう。

 使者殿にも、それは心しておいてもらいたい。

[それは一般論の枠をいくらか踏み越えて、
シメオンと、その後ろにいるもう一人に向けられていた。]

(174) 2015/03/17(Tue) 10:56:26

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