― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―[龍の正面に、放射状に広がる船団。その先頭に立つ艦から、いくつもの光が見えた]……光……と。雷?[呟きながら、疾風《 シュタイフェ・ブリーゼ》を前へと進ませる。龍の意識は船団へと向かっている物の、それが動く事で生じるもの──不規則な波は、こちらにも影響を及ぼす。それを、艦全体の連携で乗り切りつつ、龍へと近づいた]