よし、それなら生徒全員を対象にしてしまおう。
1人1回にはなってしまうけれど、学食の好きなものを1食分で。
[イベントに参加した生徒や出店の番をしていた生徒には、お疲れ様の意味で。
倒れてしまっていた子には、災難だったねの意味で。
それぞれ、学食で1食分の代金をローランドが持つ特別食券を発行することにした。
譲渡に関しては、互いの承諾とローランドへの申請を持って許可する旨も添える]
食券の発行は後日になるけれど。
君の希望は確かに受理したよ。
[欲のない子だ、と内心思いながら、バルタザールに笑みかけた**]