[ああ、やはり読まれている>>168自分の魔法の大きなデメリットを。自分の弱点を。] 『凌、どうする?向こうの魔法も警戒しなくちゃいけないし。』 なら、あえて私はその手を使うよ。[――勢いよく、剣を突き刺し影の手を呼び出す。だが、影の手はジルに飛び掛かろうとせず自分の回りを揺らめくだけ。]