["己が護りたいと願ったもの"その言葉にどきりと心臓が跳ね上がる。自分の目的の為に自分が死ぬのなら構わない。だが、その過程で大切なものを喪うことは想像していなかった。これから進む道はそれだけの覚悟が必要だということなのか。ちらりとカレンの街に視線をやった]