人狼物語−薔薇の下国

65 ルー・ガルー OROCHI


草原の民 アイリ

[矢を手にしたまま傷口を押さえるように肩を掴む。
手負いの獣のように、フーッと荒く息を吐き、
相手の軽さとは対照的に、殺意を隠さず睨みつけた。]


――――……


[その殺気も、何度も呼吸を繰り返せば、
次第に薄れて徐々に落ち着きを取り戻してゆく。

はぁっと肩ごとひとつ大きな息をつくと、肩膝つく嵐を見た。
笑み称えたままだが、構えは取れていない。
弓は馬の足元。
追撃が来たら死ぬだろうから、その前に逃げなければ――など、
くるりと考えながら、相手の声>>128には眉間に皺寄せた。]

(174) 2013/09/25(Wed) 23:18:51

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