― 宿屋・食堂 ―[レジーナに朝食を頼み、口を付け始めた頃。息を切らしながら宿屋に飛び込んできたヨアヒム>>142に、驚いた表情を浮かべながら、男は視線を向ける。彼の顔は青く、何かあったのだろう事を察する事が出来た。頭に過ぎるのは、人狼の存在。近くに出たという話を、聞いたから――] ヨアヒム、大丈夫か?[まだ口をつけていない水の入ったコップを、ヨアヒムに差出して。少しでも落ち着かせることが出来ればいいのだが。ヨアヒムが落ち着いて話ができるようになるまで、暫く待つ*]