真実は「どれであろうと構わない」。
ただしそれが真実であるなら。
追い求めるべき真実は、ひとつよ。
だけど、
[ だってわからないことだらけだもの
何故第二王子が王の座に就こうとしているのか
だからあたしが追い求める真実は
第一王子が王の座に就く権利があるということ
だけど、 ]
だけど、結果的に真実が証明されて
望まぬ真実であったとしても。
あたしたちは
きっとそれを受け入れるべきだわ。
[ きっと、これは
真実を暴く責任のないあたしだから言える言葉
だけど、少なくとも軍部が
第一王子のことを擁立するのであれば。
あたしの追い求めるべき真実は、そこにある。
それはきっと軍の駒としての責務 *]