人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


老将 チャールズ

― クリーク砦 ―

 来たか。

[サシャを見送り、どれ程のちのことだったか。
走りこんで来た兵の知らせ>>160に、男は軽く顎を引いた。

鐘をひとつ打ち鳴らさせ、砦内外に知らせを発する。
その音に、未だ外で最後の作業を行っていた者らは引き上げ、砦内にぴりりと緊迫した空気が走った。]

 斥候か。

       … いや、いるな…?

[砦の城壁から眺めやる目には、未だ敵兵の影は映らぬ。
けれどきっと、近い。
勘のような確信を以って男は谷に視線を向けている。
背に負った真新しい傷が、また鈍く*痛んだ*]

(174) 2016/02/13(Sat) 03:24:49

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