……俺、バカだから。
あんな約束しても、カサンドラを殺せる気なんて
最初からしてなかったんだ。
でも、カサンドラは俺を本気で殺そうとしてくれた。
……嬉しかったんだぜ?
ここまで本気で、俺のことを思ってくれていただなんて。
ははっ、別に信用してなかった訳じゃないから。
って、信じてくれよ?
……でも、ありがとう。
[最後の方の台詞を聞けば、また怒られるだろうか?
例えどんな顔をされても、きっと笑みは返せる。
俺が笑わなければ、彼女も笑ってくれないだろうから。
ただし、菫色はやや潤んでいたかもしれない。
最早共に居られる時間は短い。
だから、出来る限り微笑んでいて欲しかった。]