[殿下やシロウ様が戦いの準備をする中、考えていたのは自分の援護についてだ。疲労しているというのもあるが、自分の炎は主に破壊だ。ルーやマリーとなら合わせれるが他と一緒にしてはあの龍を攻撃しようとする術ごと破壊してしまう可能性が高い。となると。
リン。と鈴がなるような音>>160が聞こえた。体は本能的に鉄扇を開き、緩やかに光の精霊がウルズの近くに漂う。
甲板の上で、流麗にウルズは舞う。魔女と戦っていたような猛々しさや苛烈さはなくゆったりとした動きに呼応して光の精霊も踊った後、殿下やシロウ殿や鳴丸の元へと向かう
負担を軽減させ、殿下やシロウ様の力をより強く導き出せるように、攻撃ではなく補佐に務めた**]