無念を、か…
[彼女の無念を。晴らせるものなら晴らしたいけれど、多分それは自分には無理で。はぐらかす言い方に、欲しい答えは得られなかったけれど]
……。
[目を伏せる。撃つ気があるなら、すぐに撃てるだろうに。
いくら銃に詳しくないとはいえ、銃には弾丸が必要だということは知っている。そして、カークに渡した小型拳銃には、予備の弾倉は、ない>>1:363
彼がどれだけの弾丸を持っているのかは知らないが、少なければ少ないほど。]
――…。
[目を開けて――]
…そんなもの、必要ないだろう。僕が何をせずとも、君達の杜撰で下らない
[睨む――さぁ、撃ってこい!]