― クリーク砦・南側外 ―[歩兵が降りた際には何事も無かった階上も、それが降りた頃から騒がしくなり始める。窓から頭が見えてては消えて、残った工兵らの様子に弓構えたままはらはらしていたが、歩兵の一人に肩を掴まれぐいと引かれた。]ぁう。 ……ぅん。[早く、急げと示されて、後ろ髪を引かれつつも言われた通り、遅れて森へと逃げる一団の中を走る。途中振り返り、砦を見上げると>>140最後に降りてくる工兵、カークの姿が見えた。]