[>>161 彼女がヴァイスメーヴェの新操舵手と聞いて、ウェルシュは小さな驚きを見せた。]
へぇ、ヴィクトリアさんって操舵手だったんだ。
………かっこいいね!
[士官学校へ行ったと聞いてはいたが、彼女が具体的にどのような訓練をしてきたかは知らなかった。
だから操舵手という花型役職に就くと聞き、ウェルシュは嬉しくもあり、誇らしくもあった。
しかもタクマにわざわざ呼ばれる程だ、その腕は確かなのだろう。]
そっか、うん、喜んで教えるよ。
操舵席に行こっか?
[そう言うと、操舵室の有る方へと歩みを進めようとした。//]