――――……だからこそ、お酒を飲んでみたいのですがね。[どこか寂しげな様子で双眸を細め、続く書簡を開く。>>1:78 それはシュビドの親征軍の後援と偵察を兼ねて飛ばした、一隊からによるものだった。巫女姫は無事であること、街の様子や、反政府軍の情勢など、細かに綴られていた。そして主だった戦死者の名前も―――]