人狼物語−薔薇の下国

65 ルー・ガルー OROCHI


草原の民 アイリ


―――っ!


[>>127瞳は開いたままだが視界に色が失せた刹那、
弓持つ肩に鋭い熱が走り、
喉の奥からせり上がってくる悲鳴を無理やりに押さえ込む。

眩んだ視界を取り戻すと、向けた小さな刃は、
滑るように相手の二の腕を浅く裂いていた。]


っ、あ!


[弾けるような衝撃に、馬が嘶き前足を上げ、
そのせいか、あるいは向こうが弾き離れたのか、
打たれたような揺れは肩の傷を揺さぶり、
痛みに弓を地へと落とした。利き手の矢は手放さなかったが。]

(173) 2013/09/25(Wed) 23:18:13

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