[>>123 やがて、我等が盟主の号令が響く。ディーン率いる重歩兵が、南へと進軍していく。喇叭の高らかな音が平原に木霊したのと、マーティンがクレステッド達と対峙したのは、時間差はあまり無かっただろうか。] 盟主の道を、 狼が道を、 ―――――……切り啓けッ![騎馬隊の攻撃を喰らい、些か士気が落ちていた軽歩兵隊であるが。重歩兵が進軍したのを見て、軽歩兵隊たちも勢い付き、再び進軍を開始する。サクソー川の南側へ渡ろうと、足を速め、剣を振るう。]