人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の族長 ガートルート

まあ、簡単に言えば代理戦争だ。
俺たち四人が直に争うには、世界の構造が脆くてな。
力を分け与えた人間を、互いに挑ませ勝敗を決める。勿論、受けて立つ以上人間達だけに任せる訳じゃ無いが。

[んで、殴り合いっこで勝ったやつが王様。
矢のように疾走する銀狼の背で、落ちないようにとルートヴィヒの胴を支えながら実にシンプルな説明をする。

傲岸な笑みを浮かべたまま、男は青年の銀髪を湛えた後頭部に顎を乗せた。]

…実はさ。
俺、コレに出るの初めてだから伝聞でしか知らんのだよ、ルールもなんもかんも。
まあ、知り合いもいるしなるようになるだろーくらいのつもりだったんだが…

[結構分からんままだな?
カラカラ立てた笑い声にルートヴィヒが反応する頃には、すぐ前方に道続きの浮島──雷華の領域が、見えつつあった。*]

(173) 2015/10/04(Sun) 01:24:24

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby