人狼物語−薔薇の下国

21 剣と想い ─少年たちの継承戦争─


籠鳥 マリエッタ

 ― 回想:前線配属時 ―

[だからコリルスの街の名を聞いた時は、どきりとした。
 世俗を離れた師はともかく、シュテルンは巻き込まれていやしないかと]

 でも……船乗りになってるなら、戦う理由はないはずですわ。
 既に街を離れているなら……。

[その戦乱こそが少年の夢を阻んでいると、貴族の娘は知らない。
 だから戦乱へと飛び込んだ時の気持ちのまま、海沿いの砦を目指したのだった*]

(173) 2013/07/10(Wed) 23:24:47

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