人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


山岳の民 ヴェルザンディ

― 回想/ウェントゥスの里 ―

 ……最近、慌ただしいな。

[来訪者に宛がわれた部屋へと戻る途中、空を翔ける伝令の翼を認めて小さく呟く]

 前は、奥まで踏み込んでくるのなんて、そんなにいなかったのに。

[月に一度、山に登って来る集団が複数あるのは、把握している。
それでも、一方とは境界線を築き、互いに干渉せぬようにしているが。

もう一方はここの所、以前よりも奥地に踏み込んで来ているような感覚があった]

(173) 2015/03/07(Sat) 00:00:49

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