人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

 その言葉の意味を考えた時点で、
 既に君の興は惹けている気がするが。

 ―――…教会にではない、サイキカル家にではない。
 俺に下れと告げている、野茨公。

 人間に、俺に膝着く如きで砕ける矜持ならば、
 俺が悉く粉砕してくれる。
 誇りとは自ら守るものではない、
 自分自身を、我と足らしめるものだ。

 君を君と足らしめるのは、人に膝を着かぬことか。

[一歩を踏み出し、彼女と共に距離を削る。
己は傍らの女性を、魔と知った今でも心より愛していた。

この身は罰を受けねばならなかった。
神に背いた報いを受けねばならなかった。]

(172) 2014/02/26(Wed) 21:07:27 (momoten)

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