― 少し前 ―
…いや、あまりに違和感が。
[>>116にっこり微笑んで小首を傾げるカレル。
男の知るカレルは部屋に引き籠っている事の多い気ままな猫。男は時折それを構うだけ。
目の前の彼は「カレル」の望んだ姿なのだろうか?
喜ぶべきなのか、否か。
遠目に彼の挙動を見守るのみに押さえた。
そしてソマリがハーブティーが注いでやるのを見ていたか。>>123
自分はカレルをブランだと思っている。
―鑑定師の真偽についての発言で追い詰めてしまった罪悪感はあるが、少なくともこちらに害意はない。
けれどオズの発言>>117が男の心を凍らせる。>>122*]