人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

[>>160 続く言葉はウェルシュを弟の表情から、領主のそれへと戻す。 色素の薄い、彼女の双眸を真っ直ぐ見つめて、頷き、]

 勿論。
 ―――……僕は、死なないよ。

[命を賭して民を護るのではなく。
生きて、民を護りたい。
再びあの鉄屑が転がる、油臭い港町へ、この足で戻ると。]

 ……欲を言うなら、
 ヴィクトリアさんやタクマさんも、
 生きることを最優先に考えて欲しいんだけれど、ね。

[だから。
例えば、ウェルシュを庇ってヴィクトリア達が危険な目に合うとかは、言語道断なのだ。
自分の我儘で此処まで来たのだ。
彼等の迷惑になるようなことは出来るだけ、避けたい。
そういう意図を含ませてウェルシュは語ったが、果たしてそこまで伝わっただろうか。]

(172) 2015/11/08(Sun) 23:43:10

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