人狼物語−薔薇の下国

282 ルー・ガルー OROCHI 2 〜グラサガ合流編〜 


【見】 放浪者 エディ

 とりあえず、防御陣くらいは巡らせとくか。

[小さく呟き、銀の刃で右手を裂いて握り込んだ血石に紅を食ませ]

 全ての礎、我が根源に応じよ。
 無にして有なる大気の力。
 集い来たりて糸をなし、変幻なる綾を織れ。
 禍齎す力を逸らす、軽やかなる衣を一時ここに。

[手を裂いた刃は空へと向けて、呪を紡ぎつつ陣を描く。
応じて散った血色の光は周囲の風にゆるりと溶け、光孕んだ風が青年と、ライナーの周囲にくるりと渦を巻いた。*]

(172) 2014/12/13(Sat) 14:22:59 (tasuku)

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