[彼の仕事の動機を尋ねれば、全く思いもよらぬ言葉が返ってくる。]
え、カレルも兄を亡くしていたのか。
[小さいその身を挺して仕事を全うする船員は、奇しくも似たような境遇の人だった。同じ想いの青年の言葉(>>140)には、自分と重ね合わせて深く共感できるところがあって。
噛みしめる唇に、その固い強い決意を感じ、胸の中がグッと熱くなる。]
ああ、絶対宇宙連邦総会まで、その”想い”を届けよう……!!
[2人の仇敵が同じ”人狼”であることなど知る由もなく(>>141)、それがすぐそこまで来ていることは夢にも思わないだろう。]