[彼の回答には、楽しげに眼を細める>>167]
ふふ。その使い方もあるわね
――でもね
[先程の会話を思い出して?なんて告げてみればさてもう目の前には食堂の扉
時間というのは角も早く過ぎ去るものか
ならば自分の回答を告げておこう]
そうね、探索者として
隠し扉を探すときや隠し通路を探す時。まずどうやって探すかしら
むやみやたらに叩くのもいいわ
でも。そうねたとえば廃坑跡、通路は何にも塞がれていない
屋敷でも歳月経てば綻び空気の隙間はできるでしょう
――煙草に火をつければ。煙が流れる方角に空気の通り道があるでしょう?
それなら其方に隠されたものがある可能性、高くないかしら
[そう告げた後、彼に鞄から煙草の箱を1箱オスソワケ
無論カークが既に手渡していたとは知る由もないのだった]