人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖光の ユーリエ

[ 手のひらに残る灰の名残を、白づくめのシスター服の裾で拭う。
 闇の中で、しろく白い衣装と銀髪。
 ユーリエは胸から下がる聖光ロザリオを握った。
 ちいさな胸は、自分でもわかるほど早く鼓動している。 ]

 神と救世主が、常に私と共におわす。

[ 小さく祈った。
 心を澄ませば、アデルの強く清い聖気があり、
 続いて秋色の聖気が近づくのを感じた。
 少し遠くには、それぞれ色も大きさも様々な神聖な光が……合計7つ。
 誰も欠けていない。

 いや、欠けていないのが当り前だ。
 我々は使徒なのだから。 ]

(172) 2014/02/19(Wed) 21:51:14

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