人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


告死の影翼 シメオン

[ふわり、受け取った欠片は揺らぐ影の内に溶けて。
月白色の翼は、その色を先ほどよりも深める]

 ……ん。
 少し、落ち着いたようですし。

 やり残しがないよう、ちょっと行ってまいります。

[そこらに散歩にでも行く、とでもいうような口調で紡ぎ、影は翼を大きく広げる。

向かう先は、己を一度堕とした者の所。
生きているなら、言っておきたい──というか。

押し付けておきたい言葉が幾つか、あるが故。**]

(171) 2017/11/17(Fri) 01:05:16 (tasuku)

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