[瞬く紅が、へにゃりと揺らぐのを見つめ。聞かされた話>>169>>170を聞けば、こちらも表情は自然曇った。もう十年も会っていない又従姉の本心など解るはずもない。けれど、自分の知る彼女は腹違いであっても弟を受け入れこそすれ拒むなんて考えられなかったから]…そ、っか。[禍根は断ち切るという言葉に、目を伏せる。どうすればいいのか、正しい答えは自分にも解らないけれど]